つらい冷えにイクモアハーブティーは効果あり?なし?その成分の効果を調べてみた!

つらい冷えにイクモアハーブティー!その成分の意外な効能とは?

つらい冷えにイクモアハーブティーは効果あり?なし?温活アイテムにいいかも!

このサイトは「https://hiesyou.work」で運用していた内容と同じものです。
m(_ _)m

 

冷え性ってつらいですねぇ。

 

お医者さんに行くのものも大変ですし…

 

手軽に冷えをよくする方法ってないのかしらと調べてみたところ、イクモアがヒンヤリケアに特化したハーブティーを発売したという情報を見つけました。

 

そこでイクモアの開発したハーブティーについて調べてみたところ、、その成分には冷え性以外にもイロイロな効果のあるものが含まれていることが分かりました!

 

イクモアハーブティーの成分の効能について興味のある方はご一読くださいね。

 

 

イクモアハーブティーはここが違う!その成分は9つ

イクモアハーブティーには、何百種類もあるハーブからヒンヤリケアに特化した9つのハーブをブレンドしているといいます。

 

それぞれのハーブが冷えた心とカラダに効果的に寄り添うあったか巡りブレンドというのですが、本当なのでしょうか?

 

そこで、イクモアハーブティーの9つのハーブの働きを調べてみました。

 

各ハーブには驚くべき働きのあるようです!

 

イクモアハーブティーの9つのハーブとは?

つらい冷えにイクモアハーブティーは効果あり?なし?温活アイテムにいいかも!

 

イクモアハーブティーの9つのハーブは次の様なものです。

  • スチームジンジャー
  • みかんの皮
  • ルイボス
  • 甜茶
  • シナモン
  • シベリアンジンセン
  • ヒハツパウダー
  • 黒豆
  • マカパウダー

各成分1つ1つのカラダへの作用について見ていきましょう。

 

スチームジンジャーの効能

  • 手足を温める効果
  • 抗酸化作用
  • 皮膚の成長を促進する作用
  • 傷の治りを良くする可能性
  • 抗酸化作用
  • 抗炎症作用
  • 吐き気を抑える作用
  • コレステロールを下げる作用

ジンジャーに体を温める効果のあることは、一般にもよく知られていますね。漢方では乾姜といい、体を温め新陳代謝を高める作用があるとされ、古くから医療でも利用されています。

 

学術的にも冷え症のある女性の手足を温める効果のあることが報告されています(長岡香料株式会社研究開発センター)。

 

ジンジャーの構成成分は主に腸管に集まって吐き気を抑え大腸ガンを抑制する働きを助けることや、抗炎症作用のあることが分かっています。

 

さらに、コレステロールを下げたり心血管疾患や糖尿病リスクを下げることも明らかになってきました(Herbal Medicine: Biomolecular and Clinical Aspects. 2nd edition.)。

 

さらに、ジンジャーに含まれるショウガオールには皮膚の細胞の成長を促進する作用があり傷の治りをよくする可能性があるようです(輔英科技大学の報告)。

 

カラダを温める作用と抗炎症作用、コレステロールを低下させる作用は動脈硬化を予防して巡りを良くすることに繋がるはずです。

 

 

ところで抗酸化作用とは?

抗酸化作用とは、活性酸素が体の細胞を傷つける作用を和らげる働きのことです。

 

活性酸素は動脈硬化を引き起こし、老化シミしわ生活習慣病などを引き起こす要因であることが分かっています。

 

抗酸化作用のあるものを飲んでいれば、動脈硬化を予防したり老化の影響も和らげてくれるかも知れません。

 

そして動脈硬化を予防すれば、当然、血の巡りが悪くなることも防げますよね。

 

みかんの皮の効能

  • 抹消血管強化作用
  • 末梢の血流量が増加
  • 皮膚表面温度の回復
  • 冷えを緩和する可能性
  • 抗酸化作用
  • ガンや変性疾患になるリスクを減らす
  • 骨の形成を促進
  • 骨粗しょう症を遅らせる可能性

みかんの皮など附橘類に多く含まれ抹消血管強化作用が知られているヘスペリジンは、末梢の血流量を増加させて皮膚表面温度を回復し、継続的に摂取することで冷えを緩和する可能性のあることが示されました(江崎グリコ株式会社健康科学研究所の研究)。

 

みかんの皮などに含まれているβ-クリプトキサンチンは、抗酸化作用が認められており、いくつかのガンや変性疾患になるリスクを減らすことが分かっています(カリフォルニア大学の報告).

 

さらに、β-クリプトキサンチンを多く含む食物は、骨の形成を促して骨粗しょう症を遅らせる可能性もあるようなのです(カリフォルニア大学の報告)。

 

ルイボスの効能

  • 鉄等のミネラルを多く含む
  • 体温低下を防ぐ
  • 毛細血管の消失現象を防ぐ
  • 抗酸化作用

冷えのタイプ貧血によるものがあります(まつしま病院ホームページ)。ルイボスティーには貧血に有効な鉄分が豊富に含まれているうえ、鉄分の吸収を妨げるタンニンが普通のお茶よりも少ないので、効率よく鉄分を吸収することができます。

 

株式会社TIGERが食品衛生法登録検査機関である静環検査センターに依頼して検査した結果によると、オーガニック生茶ルイボスティーの茶葉100gに鉄が5.8mg含まれていることの結果が得られています(試験検査報告書)。

 

このような作用もあってか、鉄分は体内の体温を下げることを防ぐということです(上野会クリニック)。

 

また、ルイボスは、毛細血管の消失現象「ゴースト血管」を防ぐTie2活性化を促すようです(Tie2(タイツー)・リンパ・血管研究会)。

 

毛細血管の消失は必然的に冷えを誘発することになるはずですから、ルイボスは冷えを予防する可能性はありそうです。

 

さらに、ルイボスには強い抗酸化作用のあることが分かっています(山口県立大学の報告)。ルイボスに含まれるポリフェノールの一種であるフラボノイドの作用でしょう。

 

甜茶の効能

  • 抗アレルギー作用
  • 抗炎症作用

冷えは様々な病気や不快な症状のベースになると言われており、アレルギー性鼻炎などが冷えに関係して起こることもあるようです(OMRON オムロン式美人より)。

 

抗アレルギー作用と抗炎症作用がある(サントリー株式会社基礎研究所・京都薬科大学)甜茶は、冷えが影響したアレルギー性鼻炎などにも効果が期待できるかもしれません。

 

さらに、動脈硬化やうつ病などにも関係するとされている炎症を抑えてくれる作用がある甜茶は、健康に良さそうですね。

 

シナモンの効能

  • 毛細血管の消失現象を防ぐ
  • 抗酸化作用
  • 抗菌作用
  • 抗炎症作用
  • 抗糖尿病作用
  • 抗ガン作用

シナモンも毛細血管の消失現象を防ぐTie2の活性化を促します(Tie2(タイツー)・リンパ・血管研究会)。

 

またシナモンは、直接的な抗酸化作用抗菌作用のあることが知られており、受容体を介して間接的に抗炎症作用抗糖尿病作用抗ガン作用などもあるようです(マレーシアクランタン大学)。

 

やはり、この成分も抗酸化作用と抗炎症作用のようです。酸化(活性酸素による障害)や炎症を抑えれば、動脈硬化も和らげられて巡りの悪化を防げるのかも知れません。

 

シベリアンジンセンの効能

  • ガンや糖尿病
  • 心血管疾患
  • 免疫機能促進
  • 中枢神経機能改善
  • ストレス緩和
  • 抗酸化活性
  • 持久力増強

ガン糖尿病心血管疾患免疫機能促進中枢神経機能改善、ストレス緩和、抗酸化活性などに対する薬理学的効果があることが示されています(Herbal Medicine: Biomolecular and Clinical Aspects. 2nd edition.)。

 

さらに、シベリアンジンセンを服用するとアスリートの持久力が増すようです(輔仁大学)。

 

これも抗酸化作用がポイントでしょう。

 

それに加えてストレス緩和にも良い影響があるのは嬉しい成分ですね。

 

ヒハツパウダーの効能

  • 毛細血管の消失現象を防ぐ
  • 抗ストレス作用
  • 抗ガン作用

ヒハツもまた毛細血管の消失現象「ゴースト血管」を防ぐTie2活性化を促すことが分かっています(Tie2(タイツー)・リンパ・血管研究会)。

 

また、ヒハツは非常に長く効果が続くストレス抵抗作用があります(バナラスヒンズー大学の報告)。

 

さらに、ヒハツがミトコンドリアに作用してガン細胞のプログラム細胞死を誘発する[ガン細胞を死滅させる]との研究もあります(ウィンザー大学の報告)。

 

ガンにもいい、ストレスを和らげるのにもいい、これは嬉しい成分ですね。

 

黒豆の効能

  • 抗酸化作用
  • 癌、糖尿病、脳血管疾患および神経変性疾患などに有効な可能性

黒大豆中の植物化学物質は、糖尿病脳血管疾患および神経変性疾患などに有効な可能性があります(北京通常大学-香港パブティスト大学合同国際大学)。

 

血管病変を引き起こす糖尿病や動脈硬化が要因となって生じることもある脳血管疾患に有効であるのなら、血管が関係する巡りにも良く影響するかも知れません。

 

ところで、黒豆にはポリフェノールが豊富に含まれていて、抗酸化作用もあって血液をさらさらにすると言われています。血液がサラサラになれば血のめぐりもよくなって冷えにも良い影響を与えそうですね。

 

マカパウダーの効能

  • 精子形成や記憶、疲労、前立腺肥大、骨粗しょう症、血糖値、血圧に良い影響

種類によっての違いはあるものの、マカには精子形成記憶疲労前立腺肥大骨粗しょう症血糖値血圧良い影響を与えることが分かっています(ペルー大学)。

 

動脈硬化に悪影響を及ぼす血糖値や血圧に良いということは、これもやはり血管が関係する巡りにいいに違いありませんよね。

 

成分の効能をまとめ

冷えを緩和し巡りをよくする可能性

  • 抹消血管強化作用
  • 末梢の血流量の増加
  • 皮膚表面温度の回復
  • 手足を温める効果
  • 毛細血管の消失現象を防ぐ

活性酸素からの害を緩和する可能性

  • 抗酸化作用

アレルギー性の症状を緩和する可能性

  • 抗アレルギー作用
  • 抗炎症作用
  • 抗菌作用

ガンの進行を緩和する可能性

  • 抗ガン作用

骨粗しょう症を遅らせる可能性

  • 骨の形成を促進

鉄分の補育に役立つ可能性

  • 鉄等のミネラルを多く含む

生活習慣病のリスクを低下させる可能性

  • コレステロールを下げる作用
  • 抗糖尿病作用
  • 心血管疾患を防ぐ

中枢神経機能を改善する可能性

  • ストレス緩和
  • 記憶に良い影響

持久力が増強される可能性

  • 疲労に良い影響

傷の治りを良くする可能性

  • 皮膚の細胞の成長を促進する作用

男性機能に良い影響を与える可能性

  • 精子形成や前立腺肥大に良い影響

このようにイクモアハーブティーの成分には本当にイロイロな働きのある可能性が学術的研究でも報告されているようですね。

 

 

イクモアハーブティーは冷えに対する飲みものということですが、冷えについては別のページを参照ください。

 

参考文献・参考サイト

  1. 吉谷佳代ら,冷えを訴える女性に及ぼす酵素処理へスペリジンの効果,日本栄養・食糧学会誌,第61巻,第5号,233-239,2008.
  2. Burri B.J.,Absorption, metabolism, and functions of β-cryptoxanthin.Nutr Rev. 2016 Feb; 74(2): 69?82.
  3. 人見 英里ら,ルイボスティー(Aspalathus linearis)の抗酸化性.日本食品化学工業会誌,1999年46巻12 号 p.779-785.
  4. 石倉 義之ら,甜茶 (rubus suavissimus) 熱水抽出エキスの抗アレルギー作用,炎症,1995年15巻2号,167-173.
  5. Pasupuleti Visweswara Rao et al.Evid Based Complement Alternat Med. Volume 2014, Article ID 642942, 12 pages.
  6. Herbal Medicine: Biomolecular and Clinical Aspects. 2nd edition.(National Center for Biotechnology Information, U.S. National Library of Medicine).Chapter 8:Biological Activities of Ginseng and Its Application to Human Health,Jae Joon Wee et al.
  7. Herbal Medicine: Biomolecular and Clinical Aspects. 2nd edition.(National Center for Biotechnology Information, U.S. National Library of Medicine),Chapter 7:The Amazing and Mighty Ginger,Ann M.Bode and Zigang Dong.
  8. Chung-Yi Chen et al.10-Shogaol, an Antioxidant from Zingiber officinale for Skin Cell Proliferation and Migration Enhancer.Int J Mol Sci. 2012; 13(2): 1762?1777.
  9. Vaishali Yadav, et al.,Long lasting preventive effects of piperlongumine and a Piper longum extract against stress triggered pathologies in mice. J Intercult Ethnopharmacol. 2015 Oct-Dec; 4(4): 277?283.
  10. Pamela Ovadje,et al.,Evaluation of the Efficacy & Biochemical Mechanism of Cell Death Induction by Piper longum Extract Selectively in In-Vitro and In-Vivo Models of Human Cancer Cells. PLoS One. 2014; 9(11): e113250.
  11. Ganesan K. et al.,A Critical Review on Polyphenols and Health Benefits of Black Soybeans.Nutrients.2017 May 4;9(5).pii:E455.
  12. Gonzales GF. et al.Maca (Lepidium meyenii Walp), a review of its biological properties.Rev Peru Med Exp Salud Publica. 2014;31(1):100-10.
  13. Kuo J. et al.The effect of eight weeks of supplementation with Eleutherococcus senticosus on endurance capacity and metabolism in human.Chin J Physiol. 2010 Apr 30;53(2):105-11.
  14. Sugimoto K,Hyperthermic Effect of Ginger (Zingiber officinale) Extract-Containing Beverage on Peripheral Skin Surface Temperature in Women.,Evid Based Complement Alternat Med. 2018.
  15. 【取材のご案内】Tie2(タイツー)・リンパ・血管研究会 第3回学術集会「毛細血管・リンパ管の見える化」,2017年10月12日.
  16. http://www.matsushima-wh.or.jp/soudan2.html.
  17. https://botanistofficial.com/journal/life/no9/
  18. http://www.organic-rooibos.jp/2013/06/26/%E7%94%9F%E8%91%89%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC-%E6%88%90%E5%88%86%E5%88%86%E6%9E%90%E8%A1%A8/
  19. http://uenoclinic.com/images/hiesyou.pdf
  20. https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/lifestyle_Q10.html

page top