黒番茶は脂肪低減やダイエットに効果あり?なし?

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緑茶などに含まれているカテキン類にガンや心血管疾患(脳卒中や心筋梗塞など)になるリスクを低くする働きのあることが指摘され、活性酸素の除去作用(抗酸化作用)のあることが分かっています。

 

しかし、緑茶カテキンには脂肪の吸収を抑える作用のあることも明らかになっているのです。

 

さらに、緑茶などの成分である没食子酸にダイエットサポート効果のあることも分かってきています。

 

ここでは、緑茶カテキンと没食子酸を豊富に含んでいる宇治田原製茶場の黒番茶について、その脂肪を吸収しにくくする作用やダイエット効果があるのかないのかについて考察します。

 

そして、緑茶カテキンと没食子酸については学術的根拠に基づいた解説とを行っています。

 

宇治田原製茶場の黒番茶とは?

宇治田原製茶場の黒番茶は「脂っこい食事が好きな方へオススメ」のお茶ということですが、宇治田原製茶場の黒番茶の食品衛生法による名称は「煎茶」、JAS法に基づく原材料名は「緑茶(国産)」となっています。

 

しかし、ただの緑茶ではありません。

 

特殊な製法により健康サポート成分をリッチにしているのです。

 

その特殊製法とは、「超高温スチーム加工」というもの。

 

業界初の特殊製法です。

 

高温スチーム加工でお茶の葉を処理することで、お茶の葉に含まれているカテキン類の中でも苦味・渋味成分である「エピガロカテキン」「エピガロカテキンガレート」が「重合カテキン(ポリフェノール)」や「没食子酸」に変化します(有限会社ダイハナ)。

 

宇治田原製茶場の黒番茶には「重合カテキン(ポリフェノール)」が中国烏龍茶の2倍以上、「没食子酸」は3.5倍以上も含まれているのです(株式会社ユーロフィン・エコプロリサーチ)。

 

そして、「重合カテキン(ポリフェノール)」や「没食子酸」は渋み苦みが少ないため、宇治田原製茶場の黒番茶はフルーティーな香りとスッキリした味わいのあるお茶になっています(宇治田原製茶場)。

 

宇治田原製茶場の黒番茶の脂肪の吸収や体重管理に関係する成分とは?

さきに述べたように

  • 「重合カテキン(ポリフェノール)」
  • 「没食子酸」

の2つです!

 

重合カテキンの特徴

重合カテキンは、脂肪を分解して吸収を促す脂肪分解酵素リパーゼを抑制することで、脂肪の吸収を抑える働きがあります。

 

没食子酸

没食子酸は活性酸素を少なくする働きがあると同時に、ダイエットサポート効果が期待出来るとの学術的研究の報告がなされています。

 

次にこれらの作用についてさらに詳しい学術的根拠を見ていきましょう。小難しい説明が嫌な方は読み飛ばしてください。宇治田原製茶場の黒番茶:成分の効能のまとめへジャンプ

 


 

脂肪の吸収などに対するカテキン(重合カテキン)の働き

コネチカット大学の考察:米国

・これまでに入手可能な情報に基づいて、緑茶とそのカテキンは腸管における脂肪の吸収を効果的に低下させることが明らかである。

 

・その強力な阻害効果は、脂肪および脂肪分解酵素と複合体を形成し、それによって乳化、加水分解、ミセル可溶化、およびその後の脂質の小腸への取り込みを妨害するためであろう。

 

マーストリヒト大学の研究:オランダ

・緑茶カテキンやカフェインは「エネルギー消費を増加させる」だけでなく、 体重が減った時に生じる代謝の低下を和らげる可能性がある。

 

・緑茶とカフェインの混合物は、熱産生や脂肪の酸化、筋肉などの脂肪以外の体の構成要素を減らないようにすることで、減った体重の維持に役立つようだ。

 

Provident Clinical Researchの報告:米国

・多くの厳密な学術的研究の結果は、緑茶カテキンが体重と脂肪を減らすであろうことを示唆している。

 

・緑茶カテキンは、交感神経系に作用してエネルギー消費を増やし脂肪の酸化を促進するとも考えられる。

 

・また、緑茶カテキンは、食欲を変化させたり肝臓の脂肪を酸化させる酵素を増やして、栄養の吸収を減らす可能性が考えられる。

 

花王研究所(花王株式会社)の研究:日本

・12週間にわたり1日当たり690mgの緑茶カテキンを摂取させた17人を、1日当たり22mgの緑茶カテキンの摂取であった18人とを比較した。

 

体重とBMI(肥満度の指標で大きいほど肥満度が高い)、ウエストサイズ、脂肪量、皮下脂肪は、カテキン690mgを摂取していた人の方が有意に少なかった。

 

体重管理などに対する没食子酸の働き

延世大学原州医科大学の研究:韓国

・没食子酸には、メタボリックシンドロームに有効であるなど色々な作用のあることが知られている。

 

・没食子酸を与えられた肥満マウスはブドウ糖(血糖)とインスリン(血糖を下げるホルモン)の動きを有意に適正にすることが示された。

 

・それのみならず、没食子酸を投与すると食事の量を変えなくても(ダイエットしなくても!)、体重がさらに増えることを防ぐことも分かった。

 

神戸学院大学の研究:日本

・動物実験で明らかになっていることは、没食子酸とエピガロカテキンガレートが反応してできる物質(エステル)に、素の没食子酸やエピガロカテキンガレートよりも体重減少を促進」しメタボを管理する効果が大きいことである。

 

・12週にわたり食事物の7%分ほど揚げ物油を加えた食事を与えたところ、没食子酸のエステルを投与したラットでは体重増加が著明に少なかった。

 

アナマライ大学の報告:インド

・没食子酸は血糖の上昇や脂質の過酸化を防ぎ抗酸化作用血液中の脂質を低下させる効果のあることが分かっている。

 

・没食子酸を含む食事はU型糖尿病の患者に有効な可能性があると考えられる。

 

デリー大学の報告:インド

・酸化ストレスは、ガンや動脈硬化、心血管疾患、老化、炎症性疾患のような変性疾患の原因となるが、没食子酸は強力な抗酸化物質であることが明らかになっている。

 

宇治田原製茶場の黒番茶:成分の効能のまとめ

緑茶カテキンの働き(可能性や動物実験も含む)

  • 「体重とBMI、ウエストサイズ、脂肪量、皮下脂肪量を少くする」
  • 「小腸における脂肪の吸収を効果的に妨害低下させる」
  • 「体重と脂肪を減らす」
  • 「脂肪の酸化を促進する」
  • 「エネルギー消費を増加させる」
  • 「体重が減った時に生じる代謝の低下を和らげる」
  • 「脂肪以外の体の構成要素を減らないようにする」
  • 「減った体重の維持に役立つ」

没食子酸の働き(可能性や動物実験も含む)

  • 「食事の量を変えなくても体重が増えることを防ぐ」
  • 「体重増加が著明に減少(没食子酸のエステル)」
  • 「体重減少を促進」
  • 「メタボリックシンドロームに有効である」
  • 「血糖やインスリンの動きを適正にする」
  • 「血液中の脂質を低下させる」
  • 「脂質の過酸化を防ぐ」
  • 「メタボを管理する効果」
  • 「血糖の上昇を防ぐ」
  • 「U型糖尿病の患者に有効な可能性」
  • 「強力な抗酸化物質である(抗酸化作用)」

 

宇治田原製茶場の黒番茶の脂肪吸収を和らげる働きダイエットをサポートする働きの結論は?

宇治田原製茶場の黒番茶に脂肪吸収を和らげる働きやダイエットをサポートする働きがあるかといえば、明確にあるともないとも言えない!というのが結論です。

 

hiesyou しかし!学術的研究からは、宇治田原製茶場の黒番茶に含まれている重合カテキンと没食子酸に脂肪吸収抑制効果体重を管理できる作用があることは確かでしょう。

 

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参考文献

  1. Higdon JV, Frei B.Tea catechins and polyphenols: health effects, metabolism, and antioxidant functions.Crit Rev Food Sci Nutr.2003;43(1):89-143.
  2. Sung I. Koo,J.Green Tea as Inhibitor of the Intestinal Absorption of Lipids: Potential Mechanism for its Lipid-Lowering Effect.Nutr Biochem.2007 Mar;18(3):179?183.
  3. Westerterp-Plantenga MS,Green tea C, caffeine and body-weight regulation.Physiol Behav. 2010 Apr 26;100(1):42-6.
  4. Rains TM et al.Antiobesity effects of green tea catechins: a mechanistic review.J Nutr Biochem. 2011 Jan;22(1):1-7.
  5. Nagao T et al.,ngestion of a tea rich in catechins leads to a reduction in body fat and malondialdehyde-modified LDL in men.Am J Clin Nutr. 2005 Jan;81(1):122-9.
  6. Khanh V. Doan,Gallic Acid Regulates Body Weight and Glucose Homeostasis Through AMPK Activation.,Endocrinology, Volume 156, Issue 1, 1 January 2015, Pages 157?168.
  7. Nagao Totani,Gallic Acid Glycerol Ester Promotes Weight-Loss in Rats,Journal of Oleo Science,60巻9号,457-462,2011.
  8. Punithavathi VR, et al.,Protective effects of gallic acid on hepatic lipid peroxide過酸化 metabolism, glycoprotein components and lipids in streptozotocin-induced type II diabetic Wistar rats.,J Biochem Mol Toxicol. 2011 Mar-Apr;25(2):68-76.
  9. Bharti Badhani,Gallic acid: a versatile antioxidant with promising therapeutic and industrial applications - RSC Advances (RSC Publishing),RSC Advances,Issue 35, 2015.

 

参考サイト

  1. 有限会社ダイハナ:http://www.tea-pack.com/consignment/greentea.html
  2. 宇治田原製茶場:https://shop.chanoma.co.jp/kurobancha?utm_source=a8af&utm_medium=kuroban


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