
ABACUS.AIのChatLLMが凄い!月額たった10ドルのサブスクで、長文の要約から翻訳、コード作成、画像作成、画像からの動画作成など、ほとんどの生成AI機能が、このアプリもしくはABACUS.AIのサイトで完結してしまうのです!

もくじ
多くの有料生成AI機能が使用可能!
確認できる範囲で、ChatGPTの4o、4o mini、o3 mini、o3 mini high、o1、Claude Sonnet 3.5、DeepseekのR1 Fast、R1、V3、Geminiの 2.0 pro、2.0 Flash Thinking、1.5 pro、Grok、Llama-3.1 405B、FFLUX1.1[pro]、LUX1.1[pro]Ultra、FLUX1.1[pro]Canny、FLUX1.1[pro]Depth、Imagen 3、DALL-E 3、Recraft、Ideogramなどが利用できます。利用できる回数制限などははっきりしませんが、今のところ制限に達してはいません。
アプリをダウンロードしただけでは使えない!
Chat LLMはアプリをダウンロードしただけでは使えません。アプリをダウンロードしてからでも、ダウンロードする前でも、どちらでもいいのですが、ABACUS.AIのサイト「https://chatllm.abacus.ai/kykjXchDNC」にアクセスして、サインインし、サブスク用のカードを登録し、サブスクを開始する必要があります。サインインは、GoogleやApple、Microsofのidで可能です。

アプリをダウンロードしただけで、サブスク登録しないと、ABACUS.AIのサイトでまず手続きして下さいという画面が出てきて、スマホではそれ以上は先に進めません。スマホからサブスクの手続きはできないようです。ということは、解約もABACUS.AIのサイトでしなければならないということです。サインインすると、Webサイトでは下図のような画面異なります。


イラスト(画像)作成
まずはイラストを作ってもらいましょう。「イーロン・マスク氏が世界征服するという風刺マンガ風のイラストを作成できますか?」というプロンプトを投げかけたところ、次のようなイラストを描いてくれました。

次に動画を作ってもらいました。動画は、アプリの画面の下側にある魔法の棒のようなマークをタップします。すると次のような画面が表示されるので、動画の元になる画像をアップロードして、どのような動画を作りたいかのプロンプトを入力します。画面の表示は英語ですがプロンプトは日本語で大丈夫です。動画作成のための生成AIを選択することができるようです。

「犬が走る動画を作って下さい」というプロンプトで、愛犬の画像をアップロードしました。できた動画は以下のようなものです。生成AI恐るべし!ですね。
音声会話で雑談もできます!

アプリの上の方にあるヘッドホンのようなマークをタップすると、音声会話モードになって雑談も楽しめます。AI側の音声を男性にしたり女性にしたりはできないのですが、レスポンスは良好で、会話も自然な印象です。暇つぶしやアイデアを熟成する壁打ちに利用するのに利用できると思います。

もちろんWeb検索もOK
「名古屋大学の研究チームの報告によれば、加齢による肥満(中年太り)の原因となる脳の仕組みがラットを用いて解明されたとのことですが、本当ですか?Webを検索して詳しい情報を提供して下さい。」というプロンプトに対して、以下のような回答が返ってきました。
名古屋大学を中心とした研究チームが、加齢による肥満(中年太り)の原因となる脳の仕組みをラットを用いて解明したことが報告されています。この研究は、2024年3月に米国科学誌「Cell Metabolism」に掲載されました。
研究の概要
背景
加齢に伴い肥満になりやすくなるメカニズムはこれまで不明でした。名古屋大学、大阪大学、東京大学の共同研究チームは、脳の視床下部ニューロンに注目し、抗肥満機能を持つ「メラノコルチン4型受容体(MC4R)」の役割を調査しました。
主な発見
- MC4Rの局在と一次繊毛の退縮
MC4Rは視床下部ニューロンの一次繊毛(細胞外に突き出たアンテナ構造)に局在しています。この一次繊毛が加齢に伴い退縮することが確認されました。退縮によりMC4Rの機能が低下し、代謝が低下、摂食量が増加することで肥満が進行します。- 過栄養と摂餌制限の影響
過栄養状態では一次繊毛の退縮が促進され、摂餌量を制限すると退縮が抑制されることが分かりました。- 遺伝子操作による検証
若いラットで一次繊毛を強制的に退縮させると、摂餌量が増加し代謝が低下、肥満が進行しました。一方、加齢による退縮を抑制すると体重増加が抑制されました。意義
この研究は、加齢性肥満の根本的な原因を解明したものであり、生活習慣病(糖尿病など)の予防や治療法の開発に繋がる可能性があります。
参考情報
- 名古屋大学のプレスリリースによると、MC4Rの一次繊毛退縮が「痩せやすさ」を決定する重要な要因であることが示されました。
- この研究成果は、肥満の未病段階での予防法や画期的な治療法の開発に期待されています。
詳細は以下のリンクから確認できます:
結構、分かりやすくまとめられた回答です。ChatGPTやPerplexityに引けを取らず、Gensparkよりは分かりやすい検索結果だと感じました。
印象
短期間だけですがChat LLMを使ってみて感じたことは、「これだけでいいんじゃない?」ということでした。サブスクもバーゲンプラスの月10ドル。ユーザー獲得のための低価格かも知れず、そのうち値上げされるかも知れませんが、ワンストップで色々な生成AI機能が使えるのは魅力です!私はChatGPTのサブスクを解除することに決めました。何より中国製、中国企業でないのが決め手ですね!