ご挨拶

はじめまして。西日本某所にて精神科医をしているミスフィットです。実は、わたし自身は社会不安障害をはじめ複数の病気を患っていると思っています。

小学生のとき、担任の先生から「○○君は道ですれ違っても気づかないふりをして目を合わさないね。道で会ったら挨拶くらいできるようにならないとね!」などとよく言われていました。また、学校の授業で答えが分かっているのに「もし間違っていたら、みんなからバカにされるのじゃないか?」と怖くなって、自分から手を挙げることができませんでした。

そんな私ですが、小学校高学年のときに父が死亡してから微妙な変調を来したのです。急に明るくなりはじめてしまったのす。なにやら精神分析でいうところの躁的防衛のような変化が、脳ミソに起こったのかも知れません。それまでとは打って変わって、「人から悪く思われる」などという考えが全く浮かばなくなったのです。これは私の別の障害である“注意欠如多動性障害”の特徴が明らかになりはじめたのかも知れません。

そのほかにも“書字障害”や“不器用な子症候群”“分離不安障害”なども私には当てはまる節があります。書字障害とは、他のことは普通にできるのに、字を書くことだけに問題があるという発達障害の1つです。軽症の場合は、単に「字が汚い」とか「字の大きさがそろわない」とかいう程度の場合もあります。不器用な子症候群とは、ものすごく「どんくさい」とか「運動神経がにぶい」とか「手先が不器用」だとかいった状態です。分離不安障害は親から離れると不安になるという障害で、わたしの場合は中学生まで母親にしがみついて寝ていました。わたしは、これらの全てに当てはまります。

ですから、お泊まり保育やお習字の時間、体育の時間は大の苦手。大嫌いでした。子どもにとって運動音痴であることは、とても自尊感情を低めることになってしまいます。自信がなくなって引っ込みじあんになっていくのです。大人になってからは、字が汚いことで自信がなくなってしまいます。いくつになっても幼稚園児のような字しか書けないので、結婚式やホテルで署名するときに恥しくてたまらないのです。このように多くの障害を抱える私です。なかなか他人と上手くつき合って行くことができません。社会不適合者、ミスフィットなのです。

たまたま学校の勉強はできる方だったので、なんとか精神科医となることができたものの、医者の世界でもミスフィットであることには変わりはありません。対人緊張ゆえに他人とのコミユニケーションを避けてしまうのです。仕事の会話をするときには全く問題はないのですが、いざ同僚と食事をするときや会合のレセプションでフリートークでは何も話せなくなってしまうのです。何か話さなければ場の雰囲気が悪くなると焦るばかりで、話題はちっとも浮かんで来ません。隅っこで気づかれないようにひっそりしているか、食べ物を選ぶようなふりをして歩きまわって声をかけられないようにしてしまうのです。できれば社交的な状況を避けたい逃げたいと願ってやみません。家族との接触だけして生活できれば理想的です。ごくわずかな友人とのみときどき交遊するだけの生活で十分です。人の中では上手くやっていけないミスフィットですから。

でも、ミスフィットにはミスフィットなりの生き方があると思のです。なんとか人と接することなく生きていくのも1つの生き方ではないでしょうか。そういった生活を実現する。そこで、社会に出ることなく収入を得る道はないものだろうかと、色々と思案してみたところ、社会に出ることができなくてもweb上で収入をあげるという方法は、そういった人達にもできる可能性があるのではないかと検証実験をしてみることにしました。

まずは、web上で生活できる経済力を得られるかどうかの実証実験を行いつつ、その経過をつづっていくことにします。ここではアフェリエイトで収入が得られるかどうかを試してみることにします。応援していただければ幸いです ^ _ ^