もくじ
Boot Campで困る点
BootCampはお金をかけずにMacでWindowsが使えるようにできるのですけど、不便なところがいくつかあります。
まず第一にあげたいのがタッチパッドのスクロール方向が逆になってしまうことです。(「スクロール方向が逆」への対処法はこちらの記事を参照)
Macではタブレットと同じように操作してスクロールするのに、BootCampのWindowsでは逆になってします。
さらに、Macのキーボードの英数とかなキーが使えないのです。
おまけに新しいMac OSではMac OSとWindows10の切り替えも再起動させねばならず不便です。
そこで選択肢として候補に挙がってくるのが定番Parallels Desktopですね。
Parallels Desktopで使うWindows(My Boot Camp)ではMacのキーボードの英数とかなキーでの英数とかな入力の切り替えができ、タッチパッドのスクロール方向も自然な操作になってとっても便利ですね。
Parallels Desktopにもの不都合あり!
Windows10が認証されていない!?
ところがこのParallels Desktop、ちょっと曲者でした!
Parallels Desktopのインストールはダウンロードサイト(公式サイト)からソフトをダウンロードして表示される指示に従ってインストールすればいいので簡単です。
しかし、問題はインストールした後でした。
Parallels DesktopをインストールしてからWindowsをインストールすれば問題ないのでしょうけど、私はBootCampで既にWindowsをインストールしていました。
すると、Parallels DesktopのWindowsが認証されていないとなっているではないですか!
何故これが分かったというと、Parallels Desktopの導入後、Parallels DesktopのMy Boot CampのWimdows画面の拡大率が異常に大きいいのです。
Windowsで画面の拡大率を変えようとすしても設定できませんでした。
Windowsの設定からライセンス認証のところを開いてみると、「このプロダクトキーは他のPCで使われています。別のキーを試してください。」とか云々カンヌン色々と注釈が書いてありました。
Parallels Desktopでもう1つWindowsを購入しなければいけないのかと愕然(がくぜん)!
そこでググってみますと、Windowsを再認証してもらう方法があるようなのです。
Windows10の再認証のやり方
上記のライセンス認証のページで、下の方に「Windowsを再インストールしたり、ハードウェアを最近変更した場合は、サポートに連絡してください」と書いてある真下に「サポートに電話」というボタンがあるのでクリックします。
「国または地域を選んでください」と表示されるので「日本」を選択して「次へ」をクリックします。
すると「電話でインストールIDをお知らせください」というページが表示されるので、そこに書いてある「無料電話番号;0120-801-734」に電話しましょう。
その下の方にインストールIDに6桁の数字が9組書いてあるので、上記の番号に電話して電話の自動応答の音声の指示にしたがって、電話機の番号キーで入力します。
入力し終わったら「確認IDを入力」ボタンをクリックしましょう。
「確認IDを入力してください」画面が表示されるので、電話の音声したがって操作し、ステップを進めて行くと確認IDを教えてくれるので、その数字を順番に入力していきます。
数字は桁が1組でAブロックからHブロックまで8組に6つの数字を入力していきます。
音声はひと数字づつゆっくり発音してくれるので聞きながら入力することは簡単です。
数字を全て入力したら「Windowsライセンス認証」ボタンをクリックします。
「手続きが完了しました」画面が出れば再認証は終了です。
「閉じる」をクリックして作業を完了します。
この操作を完了すると、BootCampでWindowsをアップデートしても、Parallels DesktopのWindowsに反映されます。
Parallel DeskTopの問題はまだあった!
ところごところが、問題はこれで終わりではなかったのです!
私はアフィリエイト用にいくつかのソフトや情報商材を評価のために購入しているのですけど、そのうちの幾つがParallelDeskTopで使いないではありませんか!
1つはオールインワンSEO分析ツール「COMPASS」、もう1つが非接触ICカードリーダー/ライター 「PaSoRi RC-S380」のドライバーでした。
先にWindows10の再認証のところでも書いたように、Boot CampとParallelsDesktopでは異なるPCと見なされるため、「COMPASS」では購入後に送られてくる「ライセンス情報のご案内」メールに記載されている「認証登録解除ページ」のURLから一旦「COMPASS」の認証を解除してから「COMPASS」を再起動して認証をやり直す必要があります。
Boot Campでの認証を解除してParallelsDesktopで再認証したときには、Boot Campで「COMPASS」は使えなくなります。
これはこれで面倒ですけど「COMPASS」は問題なく使えます。
決定的な不都合はPaSoRi RC-S380 !
ところが問題は「PaSoRi RC-S380」でした!
パソリのドライバーがParallelsDesktop上では機能しないのです。カードを認識しないのです。Boot Camp上では問題なく動いていたので不思議です。USB機器の認証の問題がるのかもしれませんが、説明書通りに設定してもカードを認識しないのです。
これが決定的理由となって、私はParallelsDesktopの購入をしないことにしました。
ParallelsDesktopではMacとWindows10の間でのファイルのやり取りやコピペが簡単にできて便利だったのですけど、
・「PaSoRi RC-S380」で楽天スーパーポイントをEdyギフトに変換して
・そのギフト券をEdyカードで受け取って
・さらにEdyカードのEdyでAmazonギフト券を買う
という利用をしている私には、これができないParallelsDesktopは使用する価値が半減してしまうのですから。
結局、私のwindows10の利用の仕方からはParallelsDesktopよりBoot Campの方が使えて、そのうえお金もかからないのでBoot Campが選択すべきMacでWindows10の運用環境ということでした。
【おまけ】
横道にそれますが、アフィリエイター御用達のサイト作成ツール「SIRIUS」の場合は、Windows10をBoot Campで認証していればParallelsDesktopでもそのまま使用ができるものの、Boot Campを削除してから再度Boot CampにWindows10を再インストールした場合は、「SIRIUSライセンス再発行フォーム」にアクセスしてライセンスを再発行してもらわねばなりません。