最初はためになる、これはイイと思って購読していたメルマガが、そのうちに、長文で、しかも理解に苦しむ文脈解読不明のものが送られてくるようになると、読むのが苦痛になってしまいます。そういったメルマガにもいいことが実は書いてあるものです。それを読まないのは、大いなる損失です。そこで、苦痛なくそういったメルマガを読む方法を見つけたので紹介したいと思います^ – ^
もくじ
あるメルマガ
ある超一流大学卒で超一流企業にて管理業務に従事し、今は起業している方のメルマガをもう10年ほど購読しているのですが、ここ何年か、メルマガの質が変わってきてしまい、8000〜10000文字という長文のメルマガが送られてくるようになりました。毎日来るので、一月に240000〜300000文字です。一般的な本一冊の文字数が100ページ60000文字とのことですので、メルマガで毎月、250ページの本を2冊くらい読むことになる計算になります。
しかしながら、その量は許容範囲としていいのですけど、その内容というか、文章の構成が問題なのです。その方は理解力が高いので分かるのでしょうけど、文章構成がAmazonのKindleをコピペした切り貼りなので、文脈意味不明、難解至極状態です(私の頭では・・・)。でも、多くの方が購読するメルマガで、いいことは書いてあります。どうしても読みたい。しかし、やっぱり読む気にならない。どんどん貯まっていく。ますます読まないの悪循環ですね。そこでAIの活用です。私は有料のAI Chattingを使っています。
使用する最適なプロンプトは？
お願いする命令文のことをプロンプトというのだそうですが、文脈難解意味不明のメルマガを理解しやすくする回答を得るために、私が色々と試してみた結果、最もメルマガの主旨に合致するような回答が得られるプロンプトは次のようなものでした。
『以下の内容を、具体的な数字を入れて、箇条書きで要約してください』
8000文字超のメルマガの要約例
8000文字超のメルマガが、570文字ほどに要約されました。どうでしょう？原文は提示することを禁じられているので出せませんけど、読んでいて凄く分かりやすくなっていますね！この要約を読んでからメルマガをざーっと再読すると理解が進みます。要約に不正確さもありますから、読み直しは必須なことは忘れないでください。
– 1980年代以降、ヨーロッパは格差の拡大と低成長問題に苦しんでいる。
– 格差拡大の一因は、競争モデルに依存し、移動能力が高い集団を利する政策。
– ヨーロッパ各国は共通の税制や社会政策に合意できず、税制改革要全員一致。
– 1950年代からの全員一致規定が、税制合意の障壁になっている。
– ヨーロッパの繁栄方針は自由競争と資本流通に基づくが、税制競争の便益に疑問。
– 法人税率は1980年代の45-50%から2018年にはEU平均で約22%に低下。
– 税収総額は変わらず、法人税低下の限界は不明、補助金投入の例もあり。
– ヨーロッパ諸国は福祉資金のために法人税が必要だが、米国以上に税率を下げている。
– 税制ダンピングは長期的に富や資本所得の集中を招いている。
日本の法人税に関して:
– 大企業が法人税を支払っていないケースが存在。
– 法人税収の不足は消費税や所得税増加により補填されるリスクあり。
– 消費税の累進性がなく、格差拡大につながる可能性。
– 日本は国際的に見ても法人税が特別に低いわけではない。
– 過去20年で世界的に法人税が引き下げられている。
著者の結論:
– 国際協調の欠如と地域対地域競争が経済格差の根本原因。
– 将来的に新しい形の累進課税が必要。
– 社会民主主義社会の基盤崩壊のリスクがある。
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