Chat GPTも改善?退化?

AI

最近、文献についての質問をChat GPTにしたところ、以前は内容が不正確や全く嘘の情報をまことしやかに「〜である」と答えていたのに、以下のような回答が返ってくるようになているのには驚きました。

申し訳ございませんが、私のデータベースには具体的な論文や出版物の情報が含まれていないため、特定の研究論文がどの雑誌に掲載されているかについてはお答えすることができません。一般的には、このような研究論文は医学系の学術誌や健康関連の専門誌に掲載される可能性が高いです。最新の研究情報を入手するためには、PubMedやGoogle Scholarなどの学術検索エンジンを活用することをお勧めします。

Chat GPTから

Chat GPTなんて嘘八百で、信頼できる記事に応用できないって周囲に喧伝していた私ですけど、そういった意見が私だけでなかったのでしょうか、Chat GPTも修正を行ってきたのでしょうか?

ただし、「〜について研究した論文はありますか?」という質問には、「複数の研究が〜について報告しています。たとえば〜の研究では〜という結果が示されました。同様に〜の研究者も〜とする研究報告を発表しています。」と大まかには答えてはくれます。じゃ、「それらの具体的掲載雑誌を教えてください」との質問には上記のような答えがやはり返ってきます。

これが、Chat GPT側の改善と言えるのか、退化と言うべきか迷うところですね。正確性という面からすれば改善と言っていいでしょう。でも、ユーザー側からすれば、文献検索で使用するキーワードをいくつか入力して、それに合致する文献を検索してくれというスクリプトに回答してくれないChat GPTは、利用価値が「?」と言いたくなります。論文のフルタイトルを入力しても要約を回答してくれないというのは情け無いとしか言いようがありません。有料版では違うのでしょうか?ご存知の方はご教示くださればありがたいです。

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